クシュタールとカルフール、買収交渉打ち切り、業務提携の機会探る

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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クシュタールの外観
自社より企業規模の大きいカルフールを傘下に収めることを狙ったクシュタールだが、フランス政府の反対表明などもあり断念した

 カナダのコンビニエンスストア大手アリメンテーション・クシュタール(Alimentation Couche-Tard)とフランスの小売業大手カルフールは1月16、買収交渉を打ち切ったと発表した。

 クシュタールは13日にカルフールの株式を1株当たり20ユーロで取得する買収提案を行ったことを公式発表したばかりだったが、フランス政府が反対を表明したことなどもあり、交渉を断念したものとみられる。

 一方で両社は、業務提携に向けた交渉は続けるとしている。ノウハウの共有や共同調達、プライベートブランド商品の共同開発、事業が重複するエリアでの物流の共同化などの機会を探る。

 クシュタールは、「クシュタール」「サークルK」などの店名で北米で9261店舗を展開するほか、スウェーデンやフィンランド、アイルランド、ポーランドなどヨーロッパでも2722店舗を持つ(店舗数は2020年10月11日時点)。

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