シャープ、今期営業利益予想1010億円 市場予想上回る

ロイター
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シャープのロゴ
5月11日、シャープは、2022年3月期の連結営業利益が前年比21.5%増の1010億円になるとの見通しを発表した。写真は、同社のロゴ。2017年10月2日に千葉市内で撮影。(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 11日 ロイター] – シャープは11日、2022年3月期の連結営業利益が前年比21.5%増の1010億円になるとの見通しを発表した。IBESがまとめたアナリスト11人のコンセンサス予想の平均値は835億円だった。

売上高は前年比5.1%増の2兆5500億円、当期利益は同42.7%増の760億円を見込む。

2021年3月期は売上高が同7.2%増の2兆4259億円、営業利益が同61.5%増の831億円、純利益は同3.88倍の532億円。洗濯機や調理家電などの販売が増加、デバイス事業も増収となったほか、PC・タブレット向けや大型のパネル販売が増加した。パソコン事業も増収となった。

今期も家電の高収益化を図り、PC事業のグローバル化などを拡大する。

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