週刊コンビニニュース 「セブンプレミアム」の「コネクト宣言」

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。セブン-イレブン・ジャパンはセブン&アイグループのプライベートブランド「セブンプレミアム」について、今後の社会環境の変化に対応していくため、その骨子と取り組みを「コネクト宣言」で発表した。宣言は、環境対応、健康対応、上質商品、グローバル対応の強化、の4項目からなる。(5月19日から25日のニュースをまとめました)。

iStock.com/robbin0919

セブン-イレブン①
「セブンプレミアム」の「コネクト宣言」

 セブン-イレブン・ジャパンはセブン&アイグループのプライベートブランド「セブンプレミアム」について、今後の社会環境の変化に対応していくため、その骨子と取り組みを「コネクト宣言」で発表した。宣言は、環境対応、健康対応、上質商品、グローバル対応の強化、の4項目。2007年から販売を開始した「セブンプレミアム」商品は今年で13年を迎え、これまでの累計売上は10兆円を超えている。

セブン-イレブン②
第1次緊急支援募金を寄託

 セブン-イレブン・ジャパンは4月17日から5月10日まで行っていた、新型コロナウイルスに対する第1次緊急支援募金が総額約6,760万円となったことを発表した。公益財団法人日本財団を通じて医療関係などの支援に役立ててもらう。なお、第2次緊急支援募金は5月11日から始まり、31日までを予定している。

ファミリーマート①
「JSH減塩食品アワード」で金賞受賞

 全国で販売している「ファミリーマートコレクション大きな柿の種」(税込118円)が、特定非営利活動法人日本高血圧学会の減塩委員会が審査・認定する「第6回JSH減塩食品アワード」で、金賞を受賞した。同アワードでの金賞受賞は、昨年の「減塩和風ドレッシング」(税込25円)に続き、2年連続となる。
 「ファミリーマートコレクション大きな柿の種」は亀田製菓との共同開発商品で、昨年2月から販売している定番商品。従来品と比べて40%塩分を削減し、酒粕由来の植物性乳酸菌「K-2」が100億個配合されている。

ファミリーマート②
フードバンク活動団体へ商品寄贈

 ファミリーマートは、コロナウイルス感染症などの影響で、食事が十分に摂れない人々への食品支援に役立ててもらうため、セカンドハーベスト・ジャパン(東京都台東区)が行うフードバンク活動に協力し、5月25日にオリジナルの焼き菓子約3万個を寄贈した。セカンドハーベスト・ジャパンへの商品寄贈は今回で2回目。前回と合わせて合計7万個の寄贈となる。

ファミリーマート③
4行に増えた「FamiPay」銀行口座チャージ

 ファミリーマートは、バーコード決済機能付きアプリ「ファミペイ」上で利用できる「FamiPay」において、auじぶん銀行と三菱UFJ銀行の口座からのチャージが、5月26日から可能となることを発表した。対応金融機関はこれまでのみずほ銀行、三井住友銀行の2行に加え、4行に広がる。

セイコーマート
クラブカードの会員数513万人

 6月で発行20周年を迎える「セイコーマートクラブカード」の会員登録数が約513万人となった。「ペコマ」会員を含む同カードは、ポイント景品交換サービスの利用も多く、毎年約45万個にも達する。5月13日からはポイント景品を大幅にリニューアルし、カタログ名も「ペコマーケット2020」に変更。充実した景品を取り揃え、961点にまで拡大した。

セブン-イレブン
「シュー・ア・ラ・クレーム」他

「シュー・ア・ラ・クレーム」

 セブン-イレブン・ジャパンはスイーツの定番商品であるシュークリームをリニューアルし、シュー皮やカスタードクリームを見直した「シュー・ア・ラ・クレーム」(税抜130円)を、5月26日から順次発売する。シュー皮は、配合と製法を見直し、香ばしく味わい深く焼き上げた。クリームには、こだわりの卵「エグパティシェール」を使用し、卵のコクと風味をさらに増した。今後、定番スイーツとして展開していく。

「比内地鶏」を使用した3品

 秋田県を代表する食材「比内地鶏」を使用した「比内地鶏肉!親子丼」(税抜648円)、「比内地鶏肉!炭火焼鳥丼」(税抜640円)、「厳選米おむすび炭火焼比内地鶏」(税抜140円)の3商品を、東北6県の1,396店舗で発売した。5月19日から期間限定での発売。特産品である「比内地鶏」の消費を促すことを目的に、秋田県と協力して取り組んだ。

PB「ゴールド」のカップアイスをリニューアル

 2020年9月にブランド誕生から10周年を迎えるPB「セブンプレミアムゴールド」のカップアイス2品をリニューアルし、5月19日から発売した。「セブンプレミアムゴールド」のカップアイスは2019年の発売で、濃厚なミルク感とコクを味わえる贅沢な一品。気温上昇のタイミングに合わせて、乳の配合や製法を見直し、“すっきり”“さわやか”な後味に仕上げた。また、リニューアルに伴い、容器素材をプラスチックから紙製に変更。1個当たりのプラスチック使用量は、約8割の削減となる。

  • 「セブンプレミアムゴールド金のミルクアイス」(税抜198円)
  • 「セブンプレミアムゴールド金のマーブルチョコアイス」(税抜198円)

食生活をサポートする「カップデリ」

 手軽に野菜を摂取できる人気のサラダシリーズ「カップデリ」の人気商品をリニューアルし、5月19日から発売した。代表的な商品の「6種具材のお豆腐とひじきの煮物」は、これまで以上に調理に手間と時間をかけ、より本格的な家庭の味を目指した。

  • 「6種具材のお豆腐とひじきの煮物」(税抜198円)
  • 「コールスローサラダ」(税抜198円)
  • 「たことブロッコリーバジルサラダ」(税抜248円)

ローソン
<東北地区>9年目となる金足農高との共同開発商品、ほか

 ローソンは、秋田県立金足農業高校の生徒たちと共同開発した、県産食材を使用したベーカリー4品を東北エリアの1,165店舗で発売する。5月22日からは、県産小麦“ねばりごし”を使用した「金農塩パンケーキ キャラメルクリーム&くるみ」(税込145円)と「金農いぶりがっこチーズパン」(税込158円)。第2弾となる6月30日からは、県産りんごのシロップ漬けを使用した「金農パンケーキ りんご&牛乳クリーム」(税込145円)と「金農ブリュレ風パンさつまいも入り」(税込150円)。金足農業高校との共同開発は、これで9年目となる。

 ローソンはまた、関西の「食」を応援するため、神戸市とパンメーカーの神戸屋と協力し、コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う休校により、消費が減少している学校給食用牛乳を使った「ミルクむしパン」(税込125円)を発売する。5月26日から近畿2府4県の約2,400店舗での発売。「食」の応援としては、5月13日からの鳴門屋製パン、5月27日から始まる大阪土産の定番品「ええもんちい」の販売に続く、3回目の企画となる。

○ミニストップ
100円おにぎりに新商品、ほか

 ミニストップでは「いつでも本体価格100円」で好評の「おにぎり」に、こだわりの新商品「味むすび あさり炊き込みご飯」が登場。5月19日から発売した。あさりの煮汁でごはんを炊き込み、炊きあがったごはんにあさり煮をたっぷり混ぜ込んだ。

 同社はまた、創業40周年の弁当の目玉となる「肉が旨い!牛ハラミ焼肉弁当」を5月19日に発売した。昨年発売した「肉が旨い!」シリーズの一番人気「牛ハラミ焼肉弁当」の肉を増量し、タレもハラミに合うよう旨辛に変更した。税込599円。

 このほか、果肉もソースも「とよのか」を100%使用した「とよのか練乳いちごパフェ」(税込375円)と、いちごを2倍使用した「たっぷりいちごパフェ」(税込559円)を、5月22日から発売した。フルーツパフェで販売NO.1の「練乳いちごパフェ」が、「とよのか100%」になっての新登場した。

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