スタバ、7─9月既存店売上高が予想超え 会員サービス拡充などで

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スタバ店舗
米コーヒーチェーン大手のスターバックスが30日発表した第4・四半期(9月29日まで)決算は、既存店売上高が市場予想を上回った。ロサンゼルスで昨年10月撮影(2019年 ロイター/MIKE BLAKE)

[30日 ロイター] – 米コーヒーチェーン大手のスターバックスが30日発表した第4・四半期(9月29日まで)決算は、既存店売上高が市場予想を上回った。会員制プログラムで提供するサービスの拡充やデジタル決済の充実などが奏功し、米国や中国を中心に需要押し上げにつながった。

2020年度の既存店売上高見通しもおおむね市場予想を上回ったことも好感され、引け後の時間外取引で株価は3%上昇した。

既存店売上高は5%増加し、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の3.95%増を上回った。

純売上高も7%増の67億5000万ドル。予想は66億8000万ドルだった。

同社帰属の純利益は8億0290万ドル(1株当たり0.67ドル)と、前年同期の7億5580万ドル(同0.56ドル)から増加。特別項目を除く1株利益は0.70ドルで、市場予想と一致した。

米国の会員制プログラム「リワード」のアクティブ会員数は15%増の1760万人に達した。

2020年度の世界既存店売上高見通しは3─4%増。市場予想は3.3%増。

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