週刊コンビニニュース
進むセコマのペイメント戦略

2019/04/23 05:00

1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。初夏に向けて“涼”、“冷”の食感を持つリニューアル商品や新商品が売場に並び始めた。チェーンストアでもあるコンビニエンスストアだが、最近強くなる傾向にあるのが地域密着の店づくり。地域ごとに風味や味わいを変化させた商品づくりの手法も目立ってきている。地域に根差した店づくりと商品展開の調和に期待したい。(4月16日~4月22日のニュースをまとめました)

セイコーマート
「オリガミで、半額。」のキャンペーン実施

 セコマグループが運営するセイコーマートが全店で、スマホ決済サービス「Origami Pay」の導入を機に、422日から512日までキャンペーンを実施する。

 Origamiはこれまでローカル戦略を重視し、地域の顧客にキャッシュレスの利便性を体感できるようサービスを拡大し、実証実験を行ってきた。今回、セイコーマートと共同で行うキャンペーンは「オリガミで、半額。」。開催期間中は、店舗ごとの初回決済で適用されることから、複数店舗での利用が可能となる。初回、税込1,000円までの支払いでは半額が、同1,001円以上では500円が割引となる。

 

② セブンーイレブン
セブンATMに地震計設置 

 セブン-イレブン、セブン銀行は416日、国立研究開発法人防災科学技術研究所と、災害発生時の事業継続と災害全般に強い地域社会の実現に貢献することを目的に、セブン銀行が所有するATMの一部に地震計を設置し、データを収集することとした。

  災害発生時に、社会インフラの一翼を担うコンビニエンスストアの営業継続による災害復旧と、自然災害に強い地域社会の実現に貢献することを目的に、防災科研と協定を締結。この協定に基づく3者共同初の事業では、セブン銀行のATMに地震計を設置し、データを共有する。また、災害全般の状況把握や災害レジリエンス(*)強化に資する仕組みづくりを目指す。「災害に強い日本」の実現に向けて、ノウハウ、インフラ、技術について連携協力を進めていくことになる。
*レジリエンス・・・・・「困難な状況に関わらず、しなやかに適応して生き延びる力」という心理学的な意味で使用される。

 

ファミリーマート
2自治体と包括連携協定

 地域コミュニティの活性化に向けて埼玉県戸田市と、地域活性化と村民サービスの向上を共同で行うことを目的に長野県小川村と、それぞれ包括連携協定を結んだ。

 ファミリーマートは埼玉県戸田市で19店舗を展開するほか、物流センター2ケ所を所有し、地域とのかかわりが深い。18日に締結された包括連携協定では、戸田市産品の販売やファミマこども食堂の開催、店舗責任者の認知症サポーター講座受講の推進など、さらなる地域コミュニティの活性化のための活動を展開していく。

 一方、26日には長野県上水内郡小川村で唯一のコンビニエンスストアとなる「ファミリーマート道の駅おがわ店」がオープンする。自治体との取り組みによる店舗はこれで10店舗目。小川村はかねてより買物の不便さ解消に取り組んできたが、地域密着の店づくりを掲げるファミリーマートと、資源を有効活用し、村に貢献することを目的に包括連携協定を締結した。売場面積約71坪の同店は、コンビニ商品3,000種類に加え、地産地消商品約70種類のほか小川村産の特産品・土産品も品揃えするほか、村の寄合所としてのスペース、観光PRスペースも設けた。

④ファミリーマート
店づくりのテーマは“Heartful(ハートフル)”

 21日にオープンした「ファミリーマート阪大病院店」の店づくりのテーマは“Heartful(ハートフル)”。病院内店舗らしい工夫が施されている。

 売場面積は約60坪、営業時間は24時間。大阪大学医学部附属病院内に出店したことから、品揃えは通常のコンビニ商品やサービスに加え、土産品・入院用品・介護用品・メディカルフーズ(療養食)など、院内でニーズが高い医療衛生品(約150種類)の品揃えを強化した。丸みを持たせたレジカウンターや木目調の壁を使用するなど、設備や什器にも工夫を凝らした。

 

⑤セブン-イレブン、ファミリーマート
ビールでメーカーと共同企画商品

*「キリン一番搾り 清澄み」(セブン-イレブン)
*「サッポロ ビアサプライズ 至福の香り」(ファミリーマート)

 全国のセブン&アイグループ各社が、22日から「キリン一番搾り 清澄み」を発売する。一番搾りブランドでは、「キリン一番搾り 匠の冴」に続く第2弾。「匠の冴」をさらに進化させ、ビール市場の再活性化を狙った。

 ファミリーマートは、サッポロビールと共同開発した「サッポロ ビアサプライズ 至福の香り」を、23日から発売(数量限定)する。「驚きのある美味しさ」をテーマに共同開発し、過去のビアサプライズシリーズが好評だったことから、第5弾として発売する。苦味とフルーティーでさわやかな香りが特徴。

「キリン一番搾り 清澄み」 350mℓ缶 税込221円
500mℓ缶 税込286円
「サッポロ ビアサプライズ 至福の香り」 350mℓ缶 税込223円
500mℓ缶 税込292円

 

⑥セブンーイレブン
セブンカフェのストローで脱プラスチック

 セブン&アイホールディングスと研究開発型素材メーカーのカネカが、“脱プラスチック”への取り組みを通じ、共同でサステナブル(*)社会の実現を目指ことで合意した。「カネカ生分解性ポリマーPHBH」を用いた各種製品の開発を進め、今秋をめどにセブン-イレブンで展開するセブンカフェ用のストローに導入する。
*サステナブル・・・・・人間、社会、地球環境の持続可能な発展を目指すこと。

 

 ⑦ローソン、ファミリーマート
初夏に向けた商品販売

「MACHI café フローズンパーティー」シリーズ(ローソン)
 気温が高くなる季節に向け、レンジで温めてシャリシャリ食感にするフローズンドリンク“マチカフェ フローズンパーティーシリーズ”3品(いずれも税込330円)を、16日から全国発売。

・「クレイジークレイジーマッドチョコレート」
・「ベリーベリーファンタジーストロベリー」
・「ティーティープチプチティーラテ」

「MACHI café Lipton フルーツインティー」(ローソン)

 ユニリーバの紅茶ブランド「Lipton」とローソンの「MACHI café」のコラボ商品として、3種のフルーツを配合したアイスティー「MACHI café Lipton フルーツインティー」(税込350円)を23日、全国で販売する。好評を受けての第3弾商品。レモン・ストロベリー・パイナップルの3種類のカットフルーツと氷が入ったカップにLiptonアールグレイテイーを注いで提供する。瞬間に氷が溶けて飲みやすくなり、暑くなる季節に合わせた。

冷やしうどん(ファミリーマート)
 4地域ごとにつゆを分けて展開したこと、また地域限定の冷やしめんも発売。16日からの発売で、気温が高まる季節の需要に合わせて、冷やしうどん「つるみとコシ!冷やしぶっかけうどん」(税込390円)などを発売する。

 フラッペ(ファミリーマート)
 20146月発売以来、累計販売数14,000万杯以上の実績を持つ主力商品のひとつで、今年は人気の「ストロベリーフラッペ」(税込330円)、「チョコレートフラッペ」(税込290円)をさらにおいしくリニューアル。さらに「チーズケーキフラッペ(アップルソース仕立て)」(税込330円)を新たに投入した。発売は21日から全国の店舗で。

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