週刊スーパーマーケットニュース　ロピア、「ベストオブスーパー2025」で総合賞第1位を獲得

TOPPANグループでインターネットサービス事業を展開するONE COMPATH（ワン・コンパス）（東京都）が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo！」が、消費者投票によって”ベストなスーパーマーケット”を決定する企画「Shufoo！ベストオブスーパー2025」を開催した（7月1日～22日）。有効投票数は13万5922票に達し、総合賞1位をロピア（神奈川県）が獲得した。2位には、コスパをはじめ総合的に高い評価を得たマミーマート（埼玉県）の「生鮮市場TOP！」がランクイン。昨年から大きく順位を上げ、初のトップ10入りを果たした。「目玉商品がとにかく安い」、「お肉、お魚、野菜、すべて安くて新鮮」などの声が寄せられた。3位は、手頃な価格で人気のプライベートブランド（PB）商品や手づくり総菜が豊富なヤオコー（埼玉県）。「総菜がとにかくおいしい。種類が豊富で見ているだけでも楽しい」、「店内でつくっている厚焼き玉子が絶品！」など、総菜で高い評価を得た。以下、4位はマルハチ（兵庫県）、5位はイズミ（広島県）の「ゆめタウン」、6位はツルヤ（長野県）、7位はベイシア（群馬県）、8位は万代（大阪府）、9位はベルク（埼玉県）、10位はサンベルクス（東京都）の「ベルクス」だった。

イオン北海道
離島3島へ配送エリアを拡大

　イオン北海道（北海道）は、ネットスーパー「ネットで楽宅便」の配送エリアを、9月2日から利尻島、礼文島、奥尻島へも拡大する。現在、道内21拠点から北海道内すべての世帯に届ける体制を整えているが、離島の生活利便性向上に寄与するため、これまで実施できなかった離島への配送を開始する。取扱品目は2万品目以上で、毎週火・木・土曜日が配送日。配送料は1650円（税込）。

アークスグループ
＜ラルズ＞太陽光発電によるオフサイトPPA第1号発電所の電力使用を開始

　ラルズ（北海道）は、北海道電力（同）、HARE晴れ（同）と連携し、ラルズが所有・運営する施設の脱炭素化の実現に向け、太陽光発電によるオフサイトPPA＊に基づき、第1号発電所から供給される電力の使用を8月20日から開始した。HARE晴れが所有・運営する太陽光発電所5カ所のうち第1号発電所で発電する電力を、北海道電力を通じて、ラルズが所有・運営する施設で使用する。

＊オフサイトPPA……発電事業者が電力需要場所の敷地外に再生可能エネルギー発電設備を設置し、小売電気事業者が電力系統を経由して電力を特定の顧客に届ける電力契約。

イトーヨーカ堂
「セブン・ザ・プライス」の24年度の売上が前年から2倍に

　セブン＆アイ・ホールディングス（東京都）のPB「セブン・ザ・プライス」の展開を強化するイトーヨーカ堂（東京都）が、2024年度の売上が対前年比で2倍を達成し、今年3月から8月の期間も対前年同期比50％増と着実に成長を続けている。8月下旬から新たに19アイテムを投入し、8月末時点のアイテム数は約270アイテムとなった。25年度中に300アイテムまでの拡大をめざす。

マックスバリュ東海
「じもの商品大商談会」を開催

　マックスバリュ東海（静岡県）は、12回目となる「じもの商品大商談会」を8月29日、浜松市総合産業展示館で開催した。“じもの商品”の品揃え拡充に向けた取り組みのひとつで、店舗のパートタイマー社員を中心とした従業員が、出展した企業の担当者から直接、商品の説明を受け、自店で展開する商品を選定。地域特性をよく知る店舗のパートタイマー社員の意見を商品導入に反映させることで、より地域に根差した品揃えの実現につなげる。今回は420社の取引先が出展した。

丸久
SAF原料の廃食油回収を開始

　丸久（山口県）は日本航空（東京都）と連携し、山口県岩国市内の4店舗に家庭から出る廃食油用の回収ボックスを設置し、回収を開始した。日本航空が航空機の脱炭素化をめざして進める、廃食油を原料にしたSAF（持続可能な航空機燃料）製造プロジェクト「すてる油で空を飛ぼう」に参画したもので、航空機のCO2排出量ゼロに協力していく。

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