週刊スーパーマーケットニュース アオキスーパー、「中学校卒業までの時差出勤制度」を導入
アオキスーパー(愛知県)は10月から「中学校卒業まで」を対象とした時差出勤制度を導入する。始業・終業時刻を柔軟に調整できる仕組みで、すでに導入している「中学校卒業までの育児短時間勤務制度」と同様、育児・介護休業法で定められた5~6歳までの期間を大きく上回る。これにより、子育てと仕事の両立期間が9~10年延長され、従業員が安心して働き続けられる環境整備につなげたい考えだ。(9月12日~18日までのニュースをまとめました。)

JMホールディングス
<本決算>スーパーマーケット事業のセグメント利益は2ケタ増
JMホールディングス(茨城県)の2025年7月期連結決算は、売上高が対前期比8.1%増の1862億円、営業利益が同9.8%増の100億円、経常利益が同8.9%増の101億円、当期純利益が同18.2%増の64億円となり、増収増益で着地した。
「ジャパンミート生鮮館」「ジャパンミート卸売市場」「パワーマート」「食肉卸売センターMEAT Meet」「肉のハナマサ」「スーパーみらべる」の6つの屋号と青果仲卸事業、米穀小売業で構成されるスーパーマーケット事業は、既存店売上高が順調に推移したことや、10店舗の新規出店が寄与し、事業売上高は1814億円に伸長。同8.2%増(138億円増)の増収を達成した。また、セグメント利益(営業利益)については同11.5%増(9億円増)の95億円と2ケタ増益を果たした。
期中は「肉のハナマサPLUS」を9店舗、「ジャパンミート卸売市場」を1店舗出店。期末のスーパーマーケット事業の店舗数は114店舗に拡大した。その他の事業(外食事業、イベント関連事業、アウトソーシング事業、施設運営管理事業)についても、売上高が同6.3%増の74億円、セグメント利益が同13.6%増の5億円となり、好調な業績となった。
26年7月期の連結業績については、売上高で同5.3%増の1960億円、営業利益で同8.5%増の109億円、経常利益で同8.4%増の110億円を見込み、前期に続き増収増益を計画する。
東急ストア
値引きシールのデザイン一新で環境意識を啓発
東急ストア(東京都)は10月1日から順次、商品の値引きシールのデザインを一新する。従来の値引き表示に加え、環境への配慮と食品ロス削減をメッセージとして打ち出す。
ユーコープ
「無印良品」の取り扱いを開始
ユーコープ(神奈川県)は、良品計画(東京都)が展開する「無印良品」の商品を、9月22日から宅配事業「おうちCO-OP」で扱う。通常の食品などと同様に、注文の翌週に配送し、事業エリア(神奈川県・静岡県・山梨県)で無印良品の店舗がない地域でも購入できるようにした。人気のスキンケア用品や靴下のほか、タオル類や調理小物など、約70アイテムを扱う。
ウオロク
スローショッピングへの協力を開始
ウオロク(新潟県)は、9月10日から「関屋店」(新潟県新潟市)で、通院サービス(新潟県)とボランティア団体「はまなす」と連携し、新潟県では初となるスローショッピングを開始した。支援が必要な人がゆっくり支払いできるようサービスカウンターをスローレジ、イートインコーナーを休憩スペースとして開放していく。月に1回程度実施する。






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