イズミ

広島市を本拠とするイズミは、特定地域で店舗展開するリージョナルチェーンの雄。中国・四国、九州で総合スーパー(GMS)64店舗、食品スーパー(SM)120店舗を展開する(2022年2月末)。年商は7000億円規模で、イオンリテール(千葉県)、イトーヨーカ堂(東京都)に次いでGMS3番手につける。

25年度までの5カ年を対象とする中期経営計画を進めており、成長ドライバーとしての「SMの改革」、既存店の改装、建て替えに重点を置く「GMSの再生・進化」を事業戦略の柱に据える。26年2月期に営業収益8300億円、営業利益450億円を目標としている。

また、2030年長期ビジョンとして、中四国・九州エリアを軸に300店舗体制、営業収益1兆円、売上高営業利益率6.0%の達成をめざす。
SM事業では5分商圏のシェア20%を目標に掲げ、近隣型ショッピングセンター(NSC)の核店舗としての出店に注力していく。22年10月、広島県では初のNSC「ゆめモール西条」をオープンした。

消費税増税の影響から通期業績予想を下方修正したイズミ。今後いかに成長を図るのか。
消費税増税の影響から通期業績予想を下方修正したイズミ。今後いかに成長を図るのか――
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