地域密着の取り組み深化! イズミの最新店「ゆめマート山陽」の売場づくりを速報
イズミ(広島県)は6月12日、近隣型ショッピングセンター(NSC)「ゆめモール山陽」および核店舗「ゆめマート山陽」(岡山県赤磐市:以下、山陽店)を開業した。このうち山陽店では、地場商品を強化するとともに量目対応を実施し、幅広い年代の顧客ニーズに応じた売場づくりを推進している。オープン日の模様をレポートする。
山陽店の青果・鮮魚売場での工夫とは…?
イズミは6月12日、2024年に営業を終了した商業施設「ゆめタウン山陽」をスクラップ&ビルドするかたちでNSC「ゆめモール山陽」をオープンした。岡山県での同フォーマットでの出店は初めてとなる。
「ゆめモール山陽」はJR山陽本線「瀬戸」駅からクルマで約10分の場所に位置。延床面積約9200㎡を誇り、「ホームセンタータイム」「DAISO」など14のテナントが入る。テナントは順次開業し、7月に全館オープンとなる予定だ。その核店舗としてリニューアルオープンしたのが食品スーパーの山陽店で、同店はクルマで約5分圏内を基本商圏とする。
売場に目を向けると、幅広い年代のお客を取り込むべくきめ細かな量目対応を実施するとともに、地場産品も多く取り揃える。
青果売場ではカブや生きくらげなど、岡山県産の地場野菜を揃える。

注目したいのはイズミが近年注力する鮮魚売場だ。対面売場を設け、取材日は「おこぜ」や「紋甲イカ」「チヌ」など岡山県内で水揚げされた丸魚が豊富に並んでいた。また、平台では「鮭」や「バサ」などの骨取り魚を充実させている。
