週刊スーパーマーケットニュース コープみらい、「CO2を食べる自販機」を初設置!
コープみらい(埼玉県)は、コープデリ連合会の施設、店舗と宅配センターの一部に、アサヒ飲料(東京都)が展開する、大気中のCO2を吸収する特殊材(CO2吸収材)を備えた「CO2を食べる自販機」51台を、5月7日から順次導入していく。1台当たりのCO2年間吸収量は稼働電力由来のCO2排出量の最大20%が吸収可能と見込まれている(スギ約20本分の年間吸収量に相当)。吸収したCO2はアスファルトやコンクリートなどの工業原料に活用する。(5月9日~15日までのニュースをまとめました)
ツルヤ
フェスティバル開催で魚の6大調理法を紹介
ツルヤ(長野県)は、5月8日から「新鮮!お魚フェスティバル」を開催した。魚をもっとおいしく、手軽に食べてもらうために、6大調理法である「生食(刺身)」「焼き」「炒め」「煮る」「揚げ」「蒸す」を紹介。あわせて、売場の「お魚アドバイザー」が、旬の魚・おすすめの魚、おすすめレシピなどをアピールしていく。
西鉄ストア
角打ちBarにおでんなどの限定メニューが登場
「あんくるふじや香椎店」(福岡県福岡市)では、店内で購入した食品をつまみに楽しめる角打ちコーナー「ちょい飲みBar」を営業している。5月からは、新たにおでんやおつまみなどの限定メニューを追加した。
ダイイチ
<中間決算>増収も30%超の減益
2025年9月期第2四半期決算(非連結:24年10月1日~25年3月31日)は、売上高が対前年同期比9.8%増の285億円と大きく伸長したものの、営業利益が同33.5%減の7億円、経常利益が同34.4%減の7億円と大幅な減益となった。
同期間は、半導体メーカー・ラピダスの千歳工場設置に伴い大きな発展が期待される北海道千歳市に「千歳店」を、旧イトーヨーカドーアリオ札幌店の食品売場区画に「アリオ札幌店」(北海道札幌市)をオープン。アリオ札幌店については、オープン当初から想定を上回る来客数、売上高となり、札幌商勢圏における旗艦店として成長を見込む。
中間期の売上高は、新規出店した「千歳店」「アリオ札幌店」、および24年9月開業の「稲田店」(北海道帯広市)の効果で、2ケタ近い増収となった。一方で、「アリオ札幌店」の前倒し開業により、人件費や消耗品費などの経費が集中し、減益の要因となった。
25年9月期通期の業績については、売上高で同12.9%増の585億円、営業利益で同13.8%減の16億円、経常利益で同15.7%減の16億円、純利益で同15.8%減の12億円を予想。2ケタ増収・2ケタ減益の決算を見込む。
マミーマート
<中間決算>中間期の売上高・利益はともに過去最高を達成
25年9月期第2四半期決算(連結:24年10月1日~25年3月31日)は、営業収益が同18.1%増の934億円、営業利益が同4.2%増の43億円、経常利益が同2.2%増の45億円となり、大幅増収・増益で上期を折り返した。
中間期の売上高・利益はともに過去最高を達成。スーパーマーケット事業は、既存店の売上高が同9.8%増と伸長。さらに新規出店分が上乗せとなったことで、売上全体が好調に推移した。売上高は同18.4%増の920億円、セグメント利益は同3.6%増の42億円と大きく伸長した。
展開を進める2つの新フォーマット(「生鮮市場TOP!」「マミープラス」)が、“競争力ある価格”と“商品開発力”を前面に押し出し、顧客の節約志向と価値ある商品に対するニーズを的確にキャッチ。売上高を大きく伸ばした。
25年9月期の連結業績については、営業収益が同18.2%増の1900億円、営業利益が同4.1%増の67億円、経常利益が同2.8%増の71億円、純利益が同5.6%増の50億円を達成する見込み。