トリドールHD、米投資会社と資本提携、全米で「丸亀製麺」160店舗目指す

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丸亀製麺
「丸亀製麺」の海外展開を強化する

 トリドールホールディングス(HD、東京都渋谷区)は9月16日、米国の投資会社ハーゲット・ハンター・キャピタル・パートナーズ(HHCP、ノースカロライナ州)と資本提携すると発表した。外食企業への投資経験が豊富なHHCPのノウハウを生かし、米国での「丸亀製麺」の店舗数を2025年までに160店舗に増やすことを目指す。

 HHCPが組成した投資ファンドから出資を受け入れる。出資額などは明らかにしていない。HHCPには外食企業の元CFO(最高財務責任者)などの経験を持つスタッフも参画しており、単に外食企業に投資するだけでなく、成長に向けた事業改善の支援なども行っている。トドリールは17年にHHCPが組成したファンドに出資した経緯がある。

 HHCPとの提携を通じて、米国人にとって魅力的な店舗の開発、経営人材の発掘、フランチャイズモデルの確立などを進める。トリドールは現在、ハワイを含めて米国で丸亀製麺8店舗を展開している。17年9月に米本土に初出店した際には25年までに米国で300店舗を目指すとしていたが、その後の出店は伸び悩んでいる。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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