ヤマナカ 3月期決算は営業・経常利益が大幅回復

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ヤマナカみなと当知店
(写真はヤマナカみなと当知店)

 4月22日にヤマナカ(愛知県)が発表した2024年3月期決算(連結2023年3月21日~2024年3月20日)は、売上高に営業収入を加えた営業収益が前期比0.7%減の860億8,800万円となったが、営業利益は前期の3,200万円から一気に8億400万円を計上。経常利益は456.5%増の9億6,600万円、当期純利益は6億5,600万円の赤字から4億7,100万円の黒字に転じた。

 2023年度は、既存ビジネスモデルの進化、経営効率の向上、イノベーションの創造に取り組んだ。

 既存ビジネスモデルの進化では、生鮮強化型モデルをブラッシュアップし、収益拡大店舗に経営資本を傾斜。既存店6店舗をリニューアルしたが、特に「覚王山フランテ」については新たなブランド店「フランテロゼ覚王山」として、3つの潤い(商品・生活・店内の潤い)を提供することに注力。生鮮食品とコラボした惣菜や商品を多数展開し、ギフトゾーンやワインコーナーを充実させるなど、売場を一新した。

 経営効率の向上では、生産性の向上を図り、経営資本の分配見直しを推進。店舗においては、セルフ精算レジやハイブリッドレジを導入し、生産性向上に努めた。また、システム導入や更改、デジタル化による業務の見直しを進め、適正人員化によって本部の生産性向上にも努めた。

 イノベーションの創造については、宅配業務の見直しに着手するなど、新たなチャレンジに経営資本を傾斜させ、ビジネスチャンスの拡大を図っている。

 大幅な営業増益は、売上原価の11億2,300万円減、販管費の2億1,900万円減が寄与したことに加え、売上総利益が約5億円、営業総利益が5億5,400万円、それぞれ前期より増えたことも功を奏した。

 2025年の連結業績については、営業収益で0.1%減の860億円、営業利益で36.7%増の11億円、経常利益で24.2%増の12億円を見込んでいる。

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