サンデー 2月期決算は大幅減益

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 サンデー(青森県)が4月10日に発表した2024年2月期決算(非連結2023年3月1日~2024年2月29日)は、売上高が3.5%減の473億7,700万円、営業利益が57.1%減の3億7,900万円、経常利益が51.5%減の4億5,600万円、当期純利益は1億4,900万円の赤字となった。当期純利益については、不採算店舗の減損損失など5億8,300万円の特別損失を計上した。

 2023年度は、新規に、ペット専門店「Zoomore(ズーモア)」を2店舗、ペットやDIY用品など専門性の高い核売場を導入した「八戸尻内店」をオープン。また、1店舗をプロ職人向けのプロショップ「DayPRO(デープロ)」に業態転換。農業資材とプロ商材を拡大したリニューアルを1店舗で行った。
営業については、節約意識の高まりによる耐久消費財を中心とした生活用品の買い控えが進み、春の天候不順や猛暑、暖冬・少雪といった記録的な異常気象などの天候要因によって、季節商品の需要が低下する状況が続き、客数、買上点数が低迷。売上高の減少に直結した。

 2024年度は、既存店のリニューアルを進めて収益拡大を図るとともに、今後も人件費や光熱費、物流費が上昇することを予想し、デジタル技術を活用した働き方改革や物流体制の合理化などに取り組み、販管費抑制に努めていく。

 2025年2月期の業績については、売上高で2.4%増の485億円、営業利益で5.4%増の4億円、経常利益で2.9%増の4億7,000万円とし、回復を見込んだ。

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