セブン&アイ、使用済み食品容器を回収=プラスチックに再生、CO2削減も

時事通信社
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セブン&アイ・ホールディングス本社
〔写真説明〕セブン&アイ・ホールディングス本社(時事通信社)

 セブン&アイ・ホールディングスは14日、使用済みプラスチック食品容器を店頭で回収し、レジ袋など向けのプラスチック素材に再生する実証実験を記者団に公開した。焼却せず化学分解することで、プラスチック容器の材質を問わず、二酸化炭素(CO2)の排出も抑制しながら、効率よくリサイクルする技術の実用化を目指す。

 傘下のスーパー「イトーヨーカドー 横浜別所店」(横浜市)で、菓子の袋や食用油のボトル、納豆容器など、「プラマーク」が付いた容器を回収する。実験は今月8日に始まっており、12月6日まで行う。セブン&アイなどが出資するリサイクル企業アールプラスジャパン(東京)が主体となり、サントリーホールディングスなど計12社が参画する。

 食品容器には食材の温度や保存期間の違いによりさまざまなプラスチック材が使われているため、一緒にリサイクルすることが難しい。アールプラスジャパンは使用済みプラスチックを焼却せず化学的に分解し、レジ袋や食品トレーなどに加工できる素材に再生する「ケミカルリサイクル技術」を開発中。リサイクル過程で発生する温室効果ガスは、従来の3割以上削減できるという。

 イトーヨーカ堂の小山遊子サステナビリティ推進部総括マネージャーは、「お客さまと一緒に循環型社会を目指していきたい」と話した。

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