名古屋の百貨店、8月の売上高13.4%増=帰省土産が好調

時事通信社
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名古屋市の百貨店
(i-stock/Nirad)

 名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が1日発表した2023年8月の売上高(速報)は、合計で前年同月比13.4%増の308億0900万円だった。お盆や夏休みで帰省土産として和洋菓子が好調だった。また猛暑の影響で晴雨兼用傘やサングラスの夏物商品の売り上げが伸びた。

 ジェイアール名古屋高島屋は14.9%増の132億5400万円、松坂屋名古屋店は11.5%増の91億1700万円、名古屋三越(2店)は14.3%増の60億4900万円、名鉄百貨店の本店は11.3%増の23億8900万円だった。

 ジェイアール名古屋高島屋では、インバウンド(訪日客)の動きがコロナ前の19年比を初めて上回り、革小物やバックといったラグジュアリーブランドが好調に推移した。名古屋三越では宝飾品で高価格帯を中心に時計の売り上げが好調だった。

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