フジ、天満屋の「広島緑井店」を取得、フジグラン緑井との連携深める

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天満屋緑井店の外観
天満屋緑井店は1997年の開業で、売り場面積は約1万6000平方メートル(画像は天満屋のホームページより)

 中四国が地盤のフジは9月3日、岡山市に本社を置く百貨店の天満屋から「天満屋緑井店」(広島市安佐南区)を取得すると発表した。フジは天満屋緑井店の隣りで営業する大型店「フジグラン緑井」(店舗面積約2万平方メートル)との連携を深めることで、商業施設としての魅力を高める。

 天満屋緑井店の売り場面積は約1万6000平方メートルで、2021年2月期の売上高は50億円だった。22年6月末で営業を終了し、フジが同年7月31日付けで同店を取得する予定。

 天満屋緑井店は1997年10月から営業を続けてきた。同店の譲渡により、天満屋の広島県内での店舗はなくなる。

 なお、フジはイオン傘下のマックスバリュ(MV)西日本と2022年3月をめどに共同持ち株会社方式で経営統合し、イオンの連結子会社となった後、24年3月にMV西日本と合併する予定だ。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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