H2O、百貨店好調で営業利益は2割増、食品事業は赤字、4~6月期

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 エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングが発表した2017年4~6月期の連結業績は、売上高が前年同期比0.8%減の2123億円、営業利益は19.8%増の36億円だった。

 傘下のイズミヤが関東から撤退するなど店舗閉鎖を進めたため減収となったが、主力の百貨店事業はインバウンド(訪日外国人客)需要などが好調で増益となった。

 主要な事業会社の業績は、阪急阪神百貨店が売上高996億円(4.5%増)、営業利益33億円(41.0%増)。イズミヤは売上高584億円(11.1%減)、営業損益は4億円の赤字(16年7月に不動産事業を分割したため前年同期との比較は不能)。阪急オアシスの売上高は291億円(3.3%増)、営業損益は2億円の赤字だった。

 期間中にイズミヤは新規出店がなく、検見川浜店(千葉県)など2店舗を閉鎖。阪急オアシスは2店舗を新設、1店舗を閉鎖した。この結果、期末店舗数はイズミヤ、阪急オアシスともに84店舗となった。

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