【ローソン】新規出店を強化、18年2月期は1350店舗

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 ローソンは新規出店を強化する。2017年2月期は前の期より88店舗多い1055店舗だったが、18年2月期はさらに1350店舗に増やす。期末店舗数は1万3168店舗(沖縄、山陰などのエリアフランチャイズを除く)となる見込み。

 業界トップのセブン-イレブン・ジャパンは1万9422店舗、16年9月にサークルKサンクスと合併したファミリーマートの店舗数は約1万7000店舗(エリアフランチャイズを除く)と、17年2月期末の店舗数でローソンを大きく上回っている。

 ファミリーマートは、「サークルK」「サンクス」の「ファミリーマート」への転換を急ぐ一方、18年2月期の新規出店は前の期より約40店舗少ない796店舗に抑える計画。合併に伴う重複店舗や不振店舗の閉鎖が増えることから、期末店舗数は前の期より255店舗減の1万6746店舗となる見通しだ。880店舗の純増を計画するローソンとの差は、1100店舗余り縮まる。

 一方、セブン-イレブンは1600店舗を新設、900店舗を閉鎖し、700店舗の純増とする計画で、ローソンとの差は180店舗縮小する。

 出店強化に伴いローソンの18年2月期の設備投資は、前の期より約500億円多い1690億円となる。その影響から18年2月期の連結営業利益は前期比7.1%減の685億円と、15年ぶりの減益となる見通しだ。

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