【三越伊勢丹】 マレーシアで“クールジャパン”店舗、パリにも

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 三越伊勢丹ホールディングス(HD)はマレーシアの首都クアラルンプールで日本の商品や文化を前面に打ち出した“クールジャパン”店舗の展開に乗り出す。

 既存店の「クアラルンプール伊勢丹LOT10店」を改装、「イセタン・ザ・ジャパン・ストア・クアラルンプール」として10月末にオープンする。同店は三越伊勢丹と官民ファンドの海外需要開拓支援機構(通称・クールジャパン機構、東京都港区)が共同出資で設立した現地法人が運営する。

 建物は地下1階地上5階建てで、店舗面積は約1万1000平方メートル。日本人がデザインしたファッションや日本製の靴・雑貨、寝具・インテリア用品、化粧品などを販売。各地の伝統工芸品や名産品も取り扱う。地下の食品売り場では、都道府県別・産地別に調味料や食材をそろえ、日本酒や和菓子、和総菜、日本から直送した生鮮食品も販売する。

 9月末にはフランスの「パリ日本文化会館」に約90平方メートルの小型店「ザ・ジャパン・ストア・イセタン・ミツコシ・パリ」もオープンする予定だ。

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