H2O、外食の「梅の花」の子会社化断念、提携は継続

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 阪急阪神百貨店やイズミヤを傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは12月3日、和食店などを展開する「梅の花」(福岡県久留米市)の子会社化に向けた協議を終了すると発表した。

 両社は2012年11月に資本・業務提携を結び、15年2月にはH2Oが梅の花を子会社化することで合意したと発表、子会社化のスキームなどについて協議を続けていたが、最終的に合意を得ることができなかった。

 H2Oは資本・業務提携に伴って梅の花の発行済み株式の5.0%を取得したが、今後も保有を続ける。また、食材の相互供給や共同商品開発などの提携関係も維持していく。

 H2Oは11年9月にうどん・そばチェーンの家族亭(大阪市)を買収して外食事業に進出した。

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