イズミの3~5月期は営業利益2割増、既存店は2.5%増収

2015/07/13 00:00
Pocket

 イズミ(広島市)が発表した2015年3~5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前期比7.9%増の1515億円、営業利益が20.6%増の80億円だった。

 既存店売上高が直営ベースで2.5%増、テナントを含めて2.1%増と堅調に推移したことに加えて、スーパー大栄(北九州市)を連結子会社化した効果もあって売上高が伸びた。一方で、パート・アルバイトの活用などで人件費の抑制を図り、販売管理費の伸びを抑えたことで2割の営業増益となった。

 2016年2月期の連結業績は、営業収益が11.8%増の6482億円、営業利益が9.8%増の333億円と従来予想を据え置いた。

 また同社はあわせて、ともに熊本市に本部を置く食品スーパー子会社のゆめマートと広栄を9月1日付で合併すると発表した。ゆめマートを存続会社とし、広栄は解散する。ゆめマートは19店舗、広栄は4店舗を展開しており、両社の売上高を単純合算すると206億円(15年2月期)となる。

 なお、イズミは同じ広島県を地盤とする食品スーパー、ユアーズ(売上高557億円、14年9月期)を連結子会社化する前提で同社と資本業務提携について協議している。

関連キーワードの記事を探す

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態