【イオン】 GMS事業、SM事業が営業赤字、2014年3~11月期

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 イオンが発表した2014年3~11月期の連結業績は、営業利益が前年同期比47.9%減の493億円とほぼ半減した。

 主力のGMS(総合スーパー)事業が289億円の営業赤字(前年同期は65億円の黒字)に陥ったほか、SM(スーパーマーケット)・DS(ディスカウントストア)・小型店事業も約2億円の営業赤字(同74億円の黒字)に転落した。

 GMS事業ではイオンリテールが182億円の営業赤字、13年8月に連結子会社化したダイエーが158億円の営業赤字と揃って大幅な赤字を計上した。

 一方、稼ぎ頭のディベロッパー事業は営業利益が2.5%減の289億円だった。海外で積極的にショッピングセンターの新規開発を続けており、先行投資がかさんだ。クレジットカードなどの総合金融事業は15.3%増の289億円と堅調だった。

 15年2月期は連結ベースで売上高に当たる営業収益が9.5%増の7兆円、営業利益が16.7~22.5%増の2000億~2100億円の黒字を見込むが、営業利益については予想達成はかなりハードルが高い。

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