【ファミリーマート】既存店減収で1.7%の営業減益、3~8月期

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 ファミリーマートが発表した2013年3~8月期の連結業績は、本業の儲けを示す営業利益が前年同期比1.7%減の254億円と上半期としては4年ぶりの減益となった。既存店が前年同期比0.5%の減収となり、大量出店に伴う店舗費や人件費などの増加を吸収できなかった。

 同社は14年2月期通期で年間1500店舗と過去最高の出店を計画しており、上半期で542店舗を新設(438店舗の純増)した。

 韓国ファミリーマートなど関連会社からの持ち分法投資利益が増えたことで、経常利益は3.1%増の275億円、タイの合弁会社の株式売却益を特別利益に計上したことで純利益は10.6%増の140億円と上半期としては過去最高益となった。

 下半期はカウンターで販売するドリップコーヒーが全店に行き渡るほか、高付加価値プライベートブランドの品揃えを強化、通期での営業利益は従来予想通り前期比4.6%増の451億円を達成する見込みだ。

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