双日が大型SC「モラージュ菖蒲」を不動産ファンドに売却、205億円

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 総合商社の双日は5月10日、子会社が保有する大型ショッピングセンター(SC)「モラージュ菖蒲」をシンガポールの不動産ファンドに売却したと発表した。譲渡額は約205億円。

 モラージュ菖蒲は2008年11月の開業で、総賃貸面積は約6万6000平方メートル。食品スーパーの「ヨークマート」、ホームセンターの「ナフコ」、家電量販店の「ノジマ」、複合映画館の「109シネマズ」などを核店舗とし、計約250店舗のテナントが入居している。

 売却後もSCの運営・管理、テナントの入れ替えなどプロパティマネジメント業務は双日子会社の双日新都市開発が請け負う。

 双日はこのほかにもグループで「モラージュ佐賀」(佐賀市、03年3月開業)、「モラージュ柏」(千葉県柏市、04年7月開業)を保有している。

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