【ファミリーマート】粗利益率の改善で営業利益は3.0%増、3~11月期

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 ファミリーマートが発表した2012年3~11月期の連結業績は、営業利益が前年同期比3.0%増の361億円と第3四半期累計では過去最高を更新した。

 高品質な素材を使った「ファミマ プレミアムチキン」の販売が予想を大幅に上回るなど総菜関係の売上げが好調だったほか、昨年10月に刷新したプライベートブランド「ファミリーマートコレクション」の拡販などで粗利益率が0.35ポイント改善し、27.99%に高まったことなどが増益につながった。

 単体の既存店売上高は1.3%のマイナスだったが新規出店で補い、チェーン全店売上高は3.3%増を確保した。

 なお、連結純利益はタイ子会社の株式を合弁相手に売却したことによる株式売却益などで47.8%増の219億円に増えた。

 13年2月期通期では直営店売上高と加盟店からのロイヤルティ収入を合わせた営業総収入が2.8%増の3385億円、営業利益が5.7%増の450億円を見込んでいる。

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