フジ、今期は投資を抑制、新店は建て替えの食品スーパー業態2店舗のみ

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 四国と広島などで店舗展開するフジ(愛媛県松山市)は今期、投資を抑制しつつ増益を目指す。2012年2月期は70億円を投じて建て替えした「フジグラン広島」(広島市)など4店舗を新設したのに加えて、「フジグラン松山」(松山市)の大規模改装を実施したことなどから設備投資金額が93億円に膨らんだが、13年2月期は松山市内にスクラッブ&ビルドで新設する店舗面積約1000平方メートルの食品スーパー2店舗に出店をとどめ、出費を抑える。

 13年2月期の連結業績は売上高に当たる営業収益が1.3%増の3152億円、営業利益は6.3%増の48億円を見込む。12年2月期は販売管理費を前期比微減に圧縮する一方、既存店売上高は0.9%増となったことから、営業利益が38.0%増と大きく伸びて45億円となった。

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