楽天、営業管理システムに第三者がアクセス、「楽天市場」出店者の情報など

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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楽天は12月25日、クラウド型営業管理システムに保管された一部の情報に対して社外の第三者による海外からのアクセスがあったと発表した。写真は同社のロゴ、2019年5月撮影(2020年 ロイター/Sam Nussey)

 楽天は12月25日、クラウド型営業管理システムに保管された一部の情報に対して社外の第三者による海外からのアクセスがあったと発表した。「楽天市場」への出店者や楽天カードの事業者向けローン申込者の情報などが流出した可能性がある。いまのところ被害は確認されていないという。

 11月24日、社外のセキュリティ専門家の指摘で、営業管理システムに保管された一部の情報が社外の第三者からアクセスできる状態にあったことが判明した。システムの設定変更を行った後は、第三者からのアクセスは確認されていないという。

 情報が流出した可能性があるのは、楽天市場への出店者および出店見込みの企業名、住所、代表者名、メールアドレスなど最大で約138万件(現時点でアクセスが確認されたのは208件)のほか、楽天カードのホームページからビジネスローンを申し込んだ法人または個人事業主の名称、住所、メールアドレス、口座番号など約1万5000件(同304件)、楽天Edyの残高移行サービスを申し込んだ人の氏名や電話番号など約8万9000件(同102件)。

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