iPhoneが決済端末に アップル、フィンテック分野を強化

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2月8日、米アップルがiPhoneをタップするだけで直接クレジットカード決済などの支払いを可能にする新サービス「タップ・トゥー・ペイ」を導入する方針であることが分かった。小売業者が、米決済サービス会社のブロック(旧スクエア)が手掛ける決済端末のような別の機器を利用する必要がなくなる。写真は2020年10月、ニューヨーク市のブルックリンで撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

[8日 ロイター] – 米アップルはiPhoneをタップするだけで直接クレジットカード決済などの支払いを可能にする新サービス「タップ・トゥー・ペイ」を導入する方針。小売業者が、米決済サービス会社のブロック(旧スクエア)が手掛ける決済端末のような別の機器を利用する必要がなくなる。

このシステムにはiPhoneの近距離無線通信規格(NFC)を採用する。購買履歴や個人情報をアップルが取得することはないとし、プライバシー保護を強調した。オンライン決済のStripe(ストライプ)とスウェーデンの音楽配信大手スポティファイが今年春、米国でこの機能を提供する予定。

アップルはフィンテック分野の強化を図っており、2019年には米ゴールドマン・サックスと組んで独自のクレジットカードを導入したほか、後払い決済サービス分野にも乗り出す方針と報じられている。

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