青山商事

オーダースーツの強化で業績回復をはかる

洋服の青山

紳士服の「洋服の青山」(696店舗、2022年12月末)、「ザ・スーツカンパニー」(44店舗)を中心に衣料品チェーンを展開する。大手紳士服専門店チェーンの中で、47都道府県のすべてに店舗展開しているのは青山商事だけで、売上規模も業界最大手である。22年3月期は前年に引き続きコロナ禍の影響を受けたものの、売上高は徐々に回復し、1659億円と堅調に推移している。

紳士服業界の競合他社が事業の多角化を進めているなかで、青山商事は本業のビジネスウェア事業を中心に据えている。22年4月にはオーダースーツの老舗「麻布テーラー」を運営するエススクエアードを買収し、独自のオーダースーツ戦略を進めている。具体的には、「SHITATE」「ULメジャーズ」「麻布テーラー」の3ブランドの取り扱い店舗を拡大。約300店舗の「SHITATE」対応店舗を450店舗まで拡大し、オーダー商品の売上高44億円(同68%増)をめざす。

代表取締役社長 : 青山 理

売上高売上高
総利益率
売上高
営業利益率
売上高
販管費率
売上高
経常利益率
売上高
当期純利益率
183,506百万円51.1%3.8%47.2%4.7%2.3%

決算期:2023年3月 / 連結

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