23年12月15日号 食品MD大全2024
2023年は、新型コロナウイルスの5類移行により人流が回復し、外部環境は好転の兆しを見せつつあります。一方で、度重なる物価の上昇によって消費者の節約志向はさらに高まり、価格競争に拍車がかかりました。 コロナ禍以降、食品スーパーを取り巻く外部環境が目まぐるしく変わっているなか、食品スーパー各社はどのような商品政策を打ち出し、勝ち残りを図っているのでしょうか。企業別・部門別に全国の食品スーパーを取材し、直近の取り組みに迫りました。
編集後記
怖いもので2023年は体感的にほぼ一瞬で過ぎ去りました。読者の皆さんにとって2023年はどんな1年でしたか。私はと言えば、これまでインプット中心だった英語の学習を見直し、アウトプットを習慣づけるべく英会話のレッスンを久しぶりに開始しました。はじめて3ヶ月ですが、今のところ1日も休むことなく続けています。深夜まで仕事をしてその足でレッスンをした時は、流石に頭が痺れる感覚がありましたが。そんなわけで、目的の明確化と習慣化はリスキリングの基本ですね。
2024年もどうぞ、ダイヤモンド・チェーンストア、ダイヤモンド・チェーンストアオンラインをよろしくお願いします。
(阿部)
年内発売分は今号が最後となります。読者の皆さま、取材にご協力いただいたすべての皆さまにあらためて御礼申し上げます。
コロナの5類移行から本格的にアフターコロナ(この言葉もいまや死語の感がありますが)の世界に突入。しかし苛烈ともいえるインフレで経営環境も消費環境も厳しさを増しているなか、なかなかポジティブな心持ちになれません。そんななかで、「価格」と「価値」の両軸を追求したMDの構築に食品小売各社は心血を注いでいます。その最前線を取材・調査してまとめた今号の特集は、今年の振り返りと、来年以降を展望するうえでぴったりの内容かと思います。年末年始の商戦がひと段落したタイミングで、じっくり読んでいただければ幸いです。
(雪元)