三菱商事とNTTが食品流通DXで新会社、ローソンの物流センターにシステム提供

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三菱商事とNTTは3月23日、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連のソリューションを提供する新会社「インダストリー・ワン」を設立すると発表した。写真は都内で2016年4月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

 三菱商事とNTTは3月23日、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連のソリューションを提供する新会社「インダストリー・ワン」を設立すると発表した。まずは、食品卸の在庫最適化システムの開発を進める。

 新会社の資本金は9億円で、三菱商事が51%、NTTが49%を出資し、2021年度中に設立する。

 両社は、小売り、卸、メーカーがそれぞれ持つ在庫、受発注、需要予測のデータと、気象予測情報などの外部データを連携させる基盤をNTTデータと共同開発した。また、三菱商事子会社のエムシーデジタルと共に開発した独自のAI(人工知能)を活用し、約1万品目の商品を対象に実証実験を行ったところ、物流センターの在庫を平均で約3割削減することができたという。

 21年度から食品卸大手の三菱食品が運営するローソン向けの物流センターを対象に、ソリューションを提供し、その他の企業にも順次展開していく予定。ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用した企業間契約(スマートコントラクト)についても、21年度から実証実験を始める予定だ。

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