島忠

ニトリ傘下で経営基盤の強化を図る

出身の家具専門店と、ホームセンター(店舗名「島忠ホームズ」)を、1都3県と大阪府、兵庫県で展開する。

2020年10月、DCMホールディングス(以下DCM)が島忠を買収することを表明。その後、ニトリホールディングス(以下ニトリ)も島忠の買収に手を挙げたことで、両社の争奪戦が勃発。最終的に同年11月に島忠はDCMとの経営統合計画を撤回し、ニトリと経営統合することを発表し、21年3月に完全子会社となった。

ニトリは、店長に権限を委ねる「支店経営」方式からニトリ流の本部主導のチェーンストア経営への切り替えを進め、また同社のPB商品の取り扱いを開始するなど、グループの一員として島忠の経営基盤を強化していく。21年6月にさいたま市の「島忠ホームズ宮原店」が、経営統合後初となる「ニトリホームズ」ブランドの店舗となる「ニトリホームズ宮原店」としてリニューアルオープンした。

22年2月期の島忠の売上高は1370億円(子会社化前の20年8月期の売上高は1464億円)。売上高規模でHC業界の中で9位にランクインする。店舗数は前年から5店舗減の56店舗だった。

島忠

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