ニトリの島忠TOB、16日に開始 DCMは12月1日まで延長と発表

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ニトリホールディングスは11月13日、島忠に対する公開買付(TOB)を11月16日から開始すると発表した。

 ニトリホールディングス(以下・ニトリ)は11月13日、島忠に対する公開買付(TOB)を11月16日から開始すると発表した。買付期間は12月28日までで、1株当たり5500円、買付予定数の下限を発行済み株式の50%と設定した。買付代金は最大2142億円を見込む。

 また、ニトリと島忠は、経営統合契約を締結した。両社は、経営統合により、ホームセンター商品とホームファッション商品との相互補完、物流センターを含む物流機能の共同利用、EC強化などを推進する。

 一方、ニトリと島忠のTOBの動きを受け、DCMホールディングス(以下・DCM)は16日、島忠へのTOBを12月1日まで延長すると発表した。従来は16日までの予定だった。DCMは「法令に従った対応として期限を延長した」としている。しかし、ニトリの買付金額がDCMの4200円より3割ほど高いこと、島忠がDCMによるTOBへの賛同を取り消したことなどから、DCMによる島忠のTOB成立は難しくなったとみられている。

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