現時点で島忠に対するTOB条件の変更などは考えていない=DCM

ロイター
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島忠に対する株式公開買い付け(TOB)を実施中のDCMホールディングスの広報担当者は10月30日、TOBについて「現時点で条件の変更などは考えていない」と話した。

[東京 30日 ロイター] – 島忠に対する株式公開買い付け(TOB)を実施中のDCMホールディングスの広報担当者は30日、TOBについて「現時点で条件の変更などは考えていない」と話した。

DCMはこの日、ニトリホールディングスが島忠への対抗TOBを表明したことを受けて「当社こそが島忠にとって最もシナジー効果を発現しやすいベストパートナーと確信している」とするコメントを発表。これまでの島忠との協議の中で両社の企業文化が近いことを確認しており、「事業面では商圏の補完性に加えて、両社が強みとするノウハウの補完性も高いと認識している」と指摘、今回の統合計画は、相互の信頼関係に基づいて決定されたものだと主張している。

ニトリHDは29日、島忠に対するTOBを発表。買い付け価格は、DCM(1株当たり4200円)より1300円高くなっており、DCMがTOB価格の引き上げを行うかなどが焦点となっている。

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