初掲載!小売の新たな連携の形、「共創」アライアンス軸で見る流通相関図

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 昨今、国内小売市場における合従連衡の動きに、“新たな潮流”がみられる。

 たとえば、競合企業同士が特定の経営課題解決のために連携を図るというケース。2022年8月には、九州内における物流問題の解決を図る「九州物流研究会」が発足。イオン九州(福岡県)、トライアルホールディングス(同)をはじめ13社(発足時点)が参画している。さらに23年3月には、ライフコーポレーション(大阪府)、ヤオコー(埼玉県)、マルエツ(東京都)、サミット(同)の食品スーパー(SM)4社も、「首都圏SM物流研究会」を発足。物流を「競争」ではなく「協力」領域ととらえ、効率化に向けた研究を進めていくとした。

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昨今、国内小売市場における合従連衡の動きに、“新たな潮流”がみられる。(i-stock/ismagilov)

 他方、異業種間の合従連衡が加速している点も注目すべき事象だ。たとえば

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ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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