再成長模索し異業種連携も進む!コンビニの2023流通相関図

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コロナ禍の落ち着きとともに売上が回復してきたコンビニエンスストア(CVS)業界。しかしコロナ後も、国内人口が減少するなかCVSが新規出店以外の方法で成長をめざしていく必要がある点に変わりはない。そうしたなか大手3社は次なる打ち手に向けて動き出している。

 日本フランチャイズチェーン協会(東京都)によると、2022年(1月~12月)のCVSの市場規模は対前年比3.7%増の11兆1775億円と2年連続でプラスとなった。新型コロナ感染拡大直後の20年は、リモートワークの普及や外出自粛生活で、オフィス街や観光地立地の店舗の利用が大きく落ち込んだCVS市場だが、感染状況の落ち着きとともに利用が回復している。

 しかし、国内人口が減少する一方で出店競争が激化し、CVSは従来のような積極出店による成長が見込みにくくなっている事実に変わりはない。こうしたなか各社は次の成長に向けてアクセルを踏んでいる。

セブンイレブン
セブン-イレブンは、次なる成長施策の1つとして店舗からの即時配送サービス「7NOW」の導入を進めている

 セブン&アイ・ホールディングス(東京都/井阪隆一社長)は3月、

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ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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