ユーロ圏総合PMI、12月は49.1に下方改定 コロナ規制受け

ロイター
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パリの凱旋門
12月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.1で、前月の45.3から上昇したものの、速報値の49.8から下方改定された。パリの凱旋門近くで、昨年9月撮影。(2021年 ロイター/Charles Platiau)

[ロンドン 6日 ロイター] – IHSマークイットが発表した2020年12月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.1で、前月の45.3から上昇したものの、速報値の49.8から下方改定された。

PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。新型コロナウイルス流行に伴う新たなロックダウン(都市封鎖)措置でサービス部門が打撃を受ける中、さらに悪化する恐れがありそうだ。

IHSマークイットの首席ビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「サービス部門の活動が速報よりも特に落ち込んだ。新型コロナ対策を強化した国が増えたためだ」と述べた。

12月のサービス部門PMIは46.4と前月の41.7から上昇したものの、速報値の47.3から大幅に下方改定された。

サービス産業の大部分が閉鎖を余儀なくされる中、需要も想定より大幅に縮小した。サービス部門新規ビジネス指数は46.6と、速報値の47.9から下方改定された。ただ、11月の40.6からは上昇した。

ウィリアムソン氏は「特に今回の調査データは感染力が強い新たなウイルス変異種のニュースが出る前に集められたため、さらに悪化するかもしれない」と説明。「今年初めの数カ月は厳しいソーシャルディスタンスにより、特にサービス部門の活動は引き続き抑制されそうだ」と述べた。

ただ、ワクチンの導入が広がる中、向こう1年間に対する全般的な楽観度合いは改善。総合将来生産指数は60.4から64.5に上昇し、2018年4月以来の高水準となった。

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