米医薬品500種類以上、今年の年初に価格引き上げ

2021/01/06 11:00
ロイター

ニューヨーク・ブルックリンの薬局
1月4日、米医療調査会社46ブルックリンの分析によると、医薬品各社は今年も年初に当たって500種類以上の医薬品の米国内の価格を改定し、表示価格を引き上げた。写真はニューヨーク・ブルックリンの薬局。2015年6月撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 4日 ロイター] – 米医療調査会社46ブルックリンの分析によると、医薬品各社は今年も年初に当たって500種類以上の医薬品の米国内の価格を改定し、表示価格を引き上げた。

引き上げたのはアッヴィ、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ、ファイザー、グラクソ・スミスクラインなど。値上げ率はほぼすべて10%を下回り、中央値は4.8%と、昨年よりわずかに小幅になった。

昨年はコロナ禍の影響で診察の機会が減り、一部の医薬品需要が減少。医薬品会社は、トランプ米政権の新たな薬価引き下げルールとも闘っている。

2015年以来、米医薬品価格の引き上げは上昇率、対象となる医薬品の数ともに大幅に縮小している。

しかし46ブルックリンの分析によると、特許を持つ医薬品の平均コストはいまだに上がっている。今後については大衆向けの安い銘柄を少数の人々向けの高価な銘柄に入れ替える動きが進むと予想。「値上げの威力が衰えた今、発売時の価格設定が米国の薬価上昇の主な原動力となるだろう」としている。

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