武田薬、21年3月期の純利益予想を4倍増の1805億円に上方修正

ロイター
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武田薬品工業のロゴ
武田薬品工業は4日、21年3月期の連結純利益(国際会計基準)予想を1240億円から1805億円(前年比4倍増)に上方修正したと発表した。写真は同社のロゴ。2018年7月2日に都内で撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 4日 ロイター] – 武田薬品工業は4日、21年3月期の連結純利益(国際会計基準)予想を1240億円から1805億円(前年比4倍増)に上方修正したと発表した。現在進行中の組織体制統合や最適化に関連する税金費用減少を反映した。

米投資ファンドのブラックストーンへの大衆薬子会社の武田コンシューマーヘルスケア売却については、今回の業績予想には織り込んでいないという。営業利益見通しは同4.3倍増の4340億円で据え置いた。IBESがまとめたアナリスト11人のコンセンサス予想では、21年3月期通期の連結営業利益予想の平均値は5124億円。

20年4─12月期の営業利益は前年同期比2.2倍の3587億円だった。

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