大幸薬品、95億円の純損失 除菌製品の需要伸びず在庫処分

ロイター
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大幸薬品のクレベリン商品
大幸薬品は18日、2021年12月期の連結純損失が従来予想の28億円から95億円に拡大したと発表した。大幸薬品の空間除菌剤.。1月22日、東京で撮影(2022年 時事通信)

[東京 18日 ロイター] – 大幸薬品は18日、2021年12月期の連結純損失が従来予想の28億円から95億円に拡大したと発表した。消費者庁から広告に根拠がないと指摘された除菌剤の返品を見込み、この期末に引当金を計上。新型コロナウイルス下で当初需要が拡大した除菌製品の売り上げがこの期は伸びず、棚卸評価損と生産設備の減損費用も追加で計上した。

22年12月期の業績見通しは未定とした。消費者庁の措置命令による売上高への影響を見極めている段階だとしている。

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