マツキヨHD、21年3月期の営業利益は6.8%減、45億円の上振れ

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マツモトキヨシホールディングス(HD)は11月13日、2021年3月期の連結営業利益が前期比6.8%減の350億円になりそうだと発表した。

 マツモトキヨシホールディングス(HD)は11月13日、2021年3月期の連結営業利益が前期比6.8%減の350億円になりそうだと発表した。5月13日に公表した従来予想に比べて45億円の上振れとなる。

 新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛や訪日外国人客減少の影響で苦戦が続くものの、20年7〜9月期に入り繁華街や都市型の店舗で客数が回復してきた。郊外型店舗や地方店舗での売上げが増加する見通しであることや、経費抑制を強化する方針であることから、営業利益が上向く。21年10月に経営統合を予定するココカラファインとの資本業務提携効果も見込めるとしている。

 21年3月期の連結売上高は前期比3.5%減の5700億円と従来予想を据え置いたが、純利益は9.1%減の238億円と従来予想から28億円引き上げた。

 同日発表した20年4〜9月期の連結業績は、売上高が前年同期比8.8%減の2738億円、営業利益が21.3%減の144億円、純利益が24.9%減の97億円だった。

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