週刊コンビニニュース
フードロスを減らす画期的な取り組み

2019/05/21 05:05

1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。食品ロス削減のための最も効果的な方法は、消費者にほぼ完売直前までに商品を購入してもらうことだろう。販売時間や期間の延長で解決しようとする試みもあるが、やはり適正な販売数量を確保し、次の発注・納品につなげることが重要となる。個々の商品とりわけ鮮度が求められる商品については、実績・予測・計画が、そして仮説・検証が改めて強く求められる。(5月14日~5月20日のニュースをまとめました)

①ローソン
トリプル効果もたらす食品ロス削減プログラム

 「お客もうれしい、地球もうれしい、子供たちも笑顔」の効果が期待される食品ロス削減プログラムをローソンが開始する。消費期限が近い商品を購入すると顧客にポイントが付与されるもので、同時に子供たちにも寄付が届くプログラムとなる。

 本来食べられるのに捨てられる食品、いわゆる食品ロスは世界で13億トン、日本で643万トン発生していて、大きな社会問題になっている。ローソンでも食品ロスが年間約4.4万トン発生していて、これまでロス対策としてAIを活用したセミオート発注導入による発注数量の精緻化、鮮度管理の徹底による販売期間の延長、値引きによる売り切りオペレーションの推奨などを行ってきた。

 一方、貧困問題も大きな社会的課題であり、厚生労働省の平成28年調査では「子供の貧困率」が13.9%、およそ7人に1人の子供が十分にごはんを食べられない状況にあることが報告されている。

 今回、ローソンが行う食品ロス削減プログラム「Another Choice」は、買物時に消費期限が近い商品を購入することで、食品ロス削減と子供たちへの支援につながる取り組みとなる。

 プログラムは、611日から831日までの82日間、愛媛県の218店舗、沖縄県の231店舗で実施する。朝と昼に納品される対象商品に、ベンダー工場で「Another Choice」シールが貼付され、Ponta会員、dポイントカード会員の顧客が夕方以降にその商品を購入すると、対象商品合計金額(税抜)に対して100円につき5ポイントが購入月の翌月末に付与される。

 さらに、対象商品売上総額(税抜)の5%が次世代を担う子供たちへの支援の取り組みに寄付される仕組みで、愛媛県の場合は子育て応援ファンド(仮)、沖縄県では公益社団法人沖縄県母子寡婦福祉連合会に寄付される。

 今回の2県での実証実験の結果検証を行い、顧客の購買行動の変化、廃棄ロスの削減などの効果を確認し、顧客から理解が得られる取り組みであると判断できた場合は、全国の店舗での展開を検討する。

 

②ファミリーマート
「ありがとう手紙コンテスト」を文科省が後援事業に認定 

 小学生に向けた「ありがとう手紙コンテスト」が3月、文部科学省後援事業に認定された。2009年から小学生を対象に行っていたコンテストで、この10年間の応募総数は累計約32万通を数えた。 

 「ありがとう手紙コンテスト」は、“感謝”の気持ちについて改めて考えることで、子供たちの表現力やこころの豊かさを育み、人を思いやる気持ちを「文字」や「言葉」として素直に伝えることの大切さを学ぶ機会として、全国の小学校の国語や道徳などの学習時間帯に広く活用されてきた。10年間で延べ16,000校から約32万通の作品応募があった。

 ファミリーマートは今後も、「ファミマこども食堂」、「セーブ・ザ・チルドレンとの協働」、「ベルマーク運動への協力」など、次世代を担う子供たちを応援する活動に取り組み、地域に寄り添う活動を行っていく。

 

③ファミリーマート
減塩食品アワード金賞を受賞

 日本高血圧学会減塩委員会主催の第5JSH減塩食品アワードにおいて、ファミリーマートの「減塩和風ドレッシング」が金賞を受賞した。

 「減塩和風ドレッシング」(税込25円)は、サラダとは別売りの小袋タイプのドレッシング。現在、6種類のフレーバーを展開している。同商品は野菜のうまみを生かしたコクのある味わいのまま塩分を25%オフしたドレッシングで、発売以来、安定した支持を得ている。「減塩化の推進に優れた成果を挙げた製品」として受賞した。

  

 ④セブン-イレブン
『やわらかジューシーいなり2個入り』と『助六寿司』

 寿司の原材料や製法をリニューアルし、14日から順次発売。寿司のおいしさの決め手のひとつである“シャリ”の製法を見直し、オリジナルの酢を使用することでさっぱりとした酸味と香りを向上させた。また、今回の見直しによって販売時間も平均8時間延長を実現。現行よりも美味しさを長く保てるようになった。

・『やわらかジューシーいなり2個入り』(税込205円)
・『助六寿司』(税込421円)

 

⑤セブンイレブン
 国内コンビニ初、Apple製アクセサリを販売開始

 22日から全国で順次発売。オーディオ・充電アクセサリに加え、長さの異なるLightningケーブル、高速充電対応のアクセサリなど計9品のラインアップを展開する。

 

⑥ファミリーマート
 RIZAPとのコラボ 糖質量にこだわった「麻辣湯麺」など3種類

 

 RIZAPとのコラボ商品は201611月発売以来、累計販売商品数は100種類となった。おいしさと糖質量にこだわった点が特徴。今回はRIZAP監修商品として3種類を発売する。

・「麻辣湯麺」(税込198円)
一般的なカップ麺と比べ、1食あたりの糖質量を50%オフで仕上げた。発売は14日。

・「薫る抹茶プリン」(税込170円)
抹茶の添加量を2倍以上で、宇治抹茶を使用した風味豊かな抹茶プリン。発売は28日。

・「瀬戸内レモンのレアチーズ」(税込170円)
糖質を押さえ、さわやかな風味と酸味が特長の瀬戸内レモンソースをかけた。発売は6

11日。

 

⑦ローソン
初夏向け商品 ネバネバ食材使用の3

  “オクラ”や“とろろ”などのさっぱりと食べられるネバネバ食材を使用した弁当や冷し麺などを14日に発売した。ローソンの冷し麺カテゴリーでは“とろろ”を使用した商品の人気が高く、前月4月の冷し麺の全店販売実績では「半熟玉子のとろろそば」が最も高い販売数を示した。さっぱりとしたのど越しが好まれる季節に合わせ、“とろろ”を使用した「豚丼」や“オクラ”や“納豆”などを使用した「うどん」「そば」などのネバネバメニュー3品を発売。

・「とろろ大王のネバネバ豚丼(もち麦入りご飯)」(税込530円)
・「とろろ大王のネバネバうどん」(税込498円)
・「オクラ女王のネバネバそば」(税込498円)

 

⑧ミニストップ
アジアンスイーツ さわやかな初夏を感じる2

 フルーツやタピオカを使用したアジアンスイーツを14日発売。マンゴーのプリンにタピオカを合わせてホイップクリームを絞った「タピオカマンゴープリン」(税込199円)。ベトナムの伝統的なデザート「チェー」風のカラフルなスイーツ「マンゴーココのチェー」(税込280円)は、ココナッツミルクプリンに、タピオカ、ホイップクリーム、マンゴーゼリー、ストロベリーソースをトッピングした。

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