日清フーズ、家庭用小麦粉製品を値下げ、0.6〜1.2%

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 日清製粉グループの日清フーズは12月2日、家庭用小麦粉製品を値下げすると発表した。2020年2月1日出荷分から価格を0.6〜1.2%引き下げる。

 今年10月から輸入小麦の政府売り渡し価格が引き下げられたことに伴う措置。農林水産省は3月から9月の平均買い付け価格を基に10月1日からの政府売り渡し価格を平均で8.7%引き下げた。日清フーズは物流費や包材費のコスト上昇を踏まえて、値下げ幅を決めた。

 輸入小麦の政府売り渡し価格は、小麦の国際価格や海上運賃、為替などの動向を反映して半年ごとに改定される。17年4月から値上げが続いていたが、米国産小麦の収穫増や為替の円高推移で今年4月に平均1.7%引き下げられた。

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