ローソンがローソン山陰を完全子会社に、ポプラから約35億円で株式30%取得

ダイヤモンド・リテイルメディア社
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ローソン外観
ローソンは、ローソン山陰を完全子会社化することで経営判断のスピードを高める狙い

 ローソンはポプラ(広島市)との合弁会社、ローソン山陰(鳥取県米子市)を完全子会社化する。ポプラが保有するローソン山陰の株式30%を約35億円で取得する。

 両社は2016年9月にローソン山陰を設立、鳥取・島根・山口の3県でダブルブランド「ローソン・ポプラ」を展開してきた。ポプラ既存店からの転換を含めて店舗数は90店舗(4月末時点)となっている。

 ローソンは、ローソン山陰を完全子会社化することで経営判断のスピードを高める。ポプラは、「ローソン・ポプラ」の運営から手を引くが、オリジナル弁当「ポプ弁」の供給は続ける。

 ポプラは株式売却に伴い連結ベースで約14億円の特別利益を計上、20年2月期の連結純利益は、従来予想の2500万円から11億800万円(前期は21億8500万円の赤字)に上振れする見込みだ。

 ローソンはポプラの株式の18.24%を保有しており、両社は提携関係にある。

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