キッザニアで働いちゃいました

2013/08/28 00:00
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 過日、キッザニア東京(東京都江東区)の「スポンサーチャリティーナイト」に招待された。

 

 キッザニアは、3~15歳の子供向けの職業体験型テーマパーク。1996年にメキシコ法人のATM社が設立され、1999年から世界各国にキッザニアを開設してきた。日本には、東京とキッザニア甲子園(兵庫県西宮市)の2カ所がある。

 

 キッザニアの主役である子供たちは、

 ① 好きな仕事を選んで働き給料(=キッゾ)を貰う

 ② 買物やサービスなどにお金を使う

 ③ 銀行に預金する

 というシステムになっている。

 

 子供たちが働く仕事場は「パビリオン」と称されている。

「パビリオン」の数は約70。実際の仕事(=アクティビティ)の数は、「パイロット」「キャビンアテンダント」「ハンバーガーショップ」「野菜マルシェ」「エコショップ店員」「医薬研究者」「印刷職人」「お菓子工場スタッフ」「家電修理スタッフ」「銀行員」「ガードマン」「エンターテイナー」「消防士」「大工」「セールスドライバー」「テレビ局ディレクター」「新聞記者」…など約90にも上る。

 

 子供たちは、自分のしたい仕事を決め、「パビリオン」で待機するスーパーバイザーに声を掛け、実際に働いた後に給料を貰うというのが一連の流れだ。

 

 通常時は、大人は「パビリオン」に入ることができない。

 もちろん働くこともできないのだが、私が招かれた「スポンサーチャリティーナイト」の当日は特別な夜だ。大人も「パビリオン」で働くことができるし、お酒を飲むこともできる。まさに夢のような一夜である。

 

 私は、入場早々は、ピザやサンドイッチ、焼きそばやコロッケなどをつまみにビールやワイン、焼酎を飲んでいた。

 しかしそれも一巡してしまい、することがなくなってしまったので、メートルが上がった力を借り、「パビリオン」で仕事をしてみることにした。

 約90のアクティビティから厳選に厳選を重ねて、これまでやってみたいと感じていた2つの仕事に取り組んだ。

 

 仕事をしながら改めて考えたのは、この世の中には、星の数ほどの職業や職種があるということだ。

 実際の人生において、すべてを経験した後に、自分の好きな職業を選ぶことができるならば言うことはないだろう。しかし、物理的にそんなわけにはいかない。

 

 その意味において、子供の頃から、いろいろな仕事を疑似体験しておくことはとても大事なことだと思う。人生の岐路に直面した時の職業選択の理由のひとつにもなりえるはずだからだ。

 

 ※誠に勝手ながら、出張のため、明日、明後日とBLOGをお休みします。次回の更新は9月2日(月)になります。
 

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