ジェーソン 2月期決算は営業・経常利益が回復

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 4月12日にジェーソン(千葉県)が発表した2024年2月期決算(連結2023年3月1日~2024年2月29日)は、売上高が前期比5.6%増の287億4,000万円、営業利益が9.4%増の8億7,600万円、経常利益が8.4%増の9億1,000万円、当期純利益で0.5%増の6億200万円を計上した。

 2023年度は、引き続きPB商品やJV(ジェーソン・バリュー)商品の取り扱い強化、徹底したローコスト運営を推進するとともに、新店3店舗をオープンし、2店舗を閉店するなどスクラップ&ビルドを進めた。

 売上高については、夏の猛暑に加え、年間を通じて比較的高い気温が続いたことから、主力のペットボトル飲料を含めた食料品を中心に順調に販売を伸ばしたほか、仕入価格転嫁による一部商品の価格引き上げも進み、概ね好調に推移した。

 売上高5.6%増に対して売上原価は6.9%増となり、売上比で0.93ポイント上昇。売上総利益は約1.9%増えたものの、売上総利益率は0.93ポイント減少の25.74%となったが、販管費が0.9%増に止まり、売上比で1.04ポイント改善したことで、営業増益につながった。

 2025年2月期の連結業績については、売上高で4.4%増の300億円、営業利益で13.0%増の9億9,000万円、経常利益で13.2%増の10億3,000万円を予想した。

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