マックスバリュ東海 2月期決算は過去最高

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 マックスバリュ東海(愛知県)が4月10日に発表した2024年2月期決算(連結2023年3月1日~2024年2月29日)は、営業収益が前期比4.5%増の3,667億円、営業利益は30.9%増の134億円、経常利益は31.4%増の135億円、当期純利益は34.7%増の83億円を達成。営業収益は過去最高を更新し、各利益とも過去最高益となった。

 2023年度は、新店を7店舗(小型店3店舗)オープンし、6店舗で改装を実施。火・水曜市・お客さま感謝デー得意日強化、トップバリュ商品・じもの商品の展開強化、デジタル販促の推進などで客数がアップし、デリカ商品強化、フローズン改革、小容量商品の品揃え拡充などで客単価がアップ。既存店売上3.5%増に寄与した。また、効率化投資を行ったことで生産性が向上。冷凍ケースの入れ替えなどの設備投資も継続させ、省エネと販売強化で効果を上げた。

 売上総利益は6.4%増の987億円で、売上総利益率は0.5ポイント改善して27.5%。営業総利益は6.1%増の1,064億円となり、売上営業総利益率は0.45ポイント増えて29.7%とした。一方、販管費は3.3%増の929億円となったものの、売上販管費率は0.3ポイント減って25.9%になったことから、大幅な営業増益につながった。

 2025年2月期の連結業績については、営業収益が2.8%増の3,770億円、営業利益が1.6%増の137億円、経常利益で0.6%増の136億円を予想した。

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