信濃屋食品　虎ノ門ヒルズに新業態「cask」オープン

2023/12/11 14:00

信濃屋新業態「cask（カスク）」イメージ — 画像はイメージ（プレスリリースより）

　信濃屋食品（東京都）が運営するスーパーマーケット「信濃屋（シナノヤ）」は、来年1月16日、虎ノ門ヒルズステーションタワー（東京都港区）地下1階に新業態「cask（カスク）」をオープンする。

　信濃屋は1930年に開業し、食と酒の専門店として「食べて美味しい、食べ続けて安心」をコンセプトに、オリジナル商品や手作りの惣菜、生産者からの直送野菜などを提供している。

　新業態「cask」では、日本各地の厳選素材と発酵食品に焦点を当て、店内では自社初のホットミールや弁当など多彩な商品を提供するほか、生産者と直接交流できる試飲・試食会やワークショップも開催され、食材にまつわるストーリーを伝える新たなスーパーマーケットの形を提案する。

　今回の新店舗では、エーディーエモーション（東京都渋谷区）が運営するワインレストラン「Ｗ（ダブリュー）」が併設され、近隣で働くオフィスワーカー向けのランチを提供するほか、店内・ワインセラーのワインを全てレストラン内に持ち込むことができるBYOスタイルも採用され、買い物と食事の両方を楽しむことができる。

　インテリアデザインは「Common（東京・六本木）」や「Soil Setoda（広島・尾道）」を手掛けたデザインユニットSTUDIO DIG.（東京都）が担当。自然素材を活用した店内で、素材にこだわる信濃屋を表現し、物販、デリ、レストランといった異なる機能を流動的に繋ぐことで、より快適な店内体験を提供するという。