中国、日本産魚介類の輸入ゼロに=全面禁輸が影響―9月

時事通信社
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生マグロが並ぶ卸売場
〔写真説明〕生マグロが並ぶ卸売場(資料写真)

 【北京時事】中国税関総署が18日発表した9月の貿易統計(月報)によると、日本産魚介類の輸入額はゼロとなった。中国政府は8月下旬から日本産水産物の全面禁輸に踏み切っており、その影響が表れた。

 中国政府は東京電力福島第1原発から生じる処理水の海洋放出計画に反発し、7月ごろから対日輸入制限を強めてきた。日本産水産物の輸入額は徐々に減少。放出が始まった8月24日には全面的な禁輸措置を発動、違反者を処罰する方針も発表した。  

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