7月主要HC売上高動向 猛暑が続き、季節商品が好調に推移

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ビバホーム内観
7月は気温が高い日が続き、平年より雨が少なかったことから、季節商品が売れた。

 主要ホームセンター(HC)11社の7月の月次業績が出揃った。7月の既存店ベースの売上高は、DCMホールディングスとジョイフル本田を除く9社がプラスとなるなど、前月から一転して好調に推移した。7月は気温が高い日が続き、平年より雨が少なかったことから、季節商品が売れた。また、昨年の7月は後半からの戻り梅雨や集中豪雨が頻発して天候不順となり、客足が伸び悩んだことが影響して各社大幅なマイナスを記録したことの反動もある。

 コメリによると、ファン付き作業服・冷感小物・日よけ・冷房用品等の夏物関連商品の販売が好調だった。また、除草剤、出荷資材等の農業事業者向けの商品や、機械釘、セメント等の建設事業者向けの消耗品も、引き続き堅調に推移しているとしている。

 コーナン商事も、扇風機、エアコン、空調服、行楽用品、散水用品及び除草剤などが特に好調で、PRO向け商材やリフォーム関連、ペット用品は、引き続き堅調に推移しているとしている。

主要HC7月の売上増減(%)
※コメリとコーナン商事は速報値

社名/業態 既存店 全店
売上高 客数 客単価 売上高
コメリグループ計 1.9 ▲ 2.5 4.5 2.7
PW 2.4 ▲ 1.1 3.6 3.3
PRO 10.3 4.1 6 21.4
H&G 1.5 ▲ 3.0 4.7 2.3
DCMホールディングス ▲ 0.2 ▲ 5.5 5.6 0.3
コーナン商事(連結) 5.9 ▲ 1.5 7.6 15.9
アークランズ(専門店含む) 3.5 ▲ 2.4 6.1 5.3
ナフコ 0.9 ▲ 3.0 3.9 1.5
アレンザホールディングス 2.4 ▲ 2.8 5.4 5.3
内HC事業 3.4 ▲ 2.0 5.5 6
ジョイフル本田 ▲ 1.1 ▲ 4.1 3.1 3.4
ケーヨー 1.5 ▲ 5.0 6.8 0
ジュンテンドー(HC店舗) 8.1 0.6 7.4 10.4
ハンズマン 1.3 ▲ 2.8 4.3 1.3
イオン九州(HC業態) 5.7 3.5

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